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高血圧予防に大切な食生活について

健康診断などで血圧が高めと言われたら、本格的に高血圧に移行する前に予防に努める必要があります。
そして高血圧予防として一番大切なのが現在の食事内容を見直すという事です。
そもそも高血圧は遺伝によるものと生活習慣によるものに大別されるのですが、生活習慣の中でも特に重視されているのが食事になります。
食事を見直す際に切り離せないのが塩分です。
塩分と血圧の関係は十分に解明されていませんが、塩分を過剰摂取すると血液の浸透圧を一定に保つために血液中の水分が増え、体内を循環する血液量が増えます。
そうなると末梢血管の壁にかかる抵抗が高くなり、血圧を上げてしまうと考えられています。

日本人は諸外国に比べても塩分を多く摂取している傾向にあります。
ヘルシーで健康的なイメージのある日本食ですが、和食には醤油が欠かせず、漬物を好む人も多いです。
加えてファーストフードや外食を気軽に利用する人が増え、知らず知らずの間に塩分過多になっています。
インスタント食品を好む人や、味を確認せずに何でも醤油をかけてしまうような人は特に注意が必要です。

また以前は味噌汁は塩分が多いため血圧が高い人は汁を残すようにも言われていました。
ただ最近の研究で、大豆発酵食品に含まれるイソフラボンは血圧を下げる効果があり、味噌は血圧上昇に影響しないという事がわかってきています。
味噌汁を毎日飲む事で野菜や海藻、キノコなどがたっぷり食べられる、発酵食品なので腸内環境が整えられる、大豆イソフラボン効果によって糖尿病やガン予防になる等の効果が期待出来ます。

毎日の食事で塩分を減らすコツは出汁を上手に活用して調味料の量を減らす、焼き魚や揚げ物を食べる時は醤油やソースの代わりにレモンやゆずなどを使う、ラーメンやうどんの汁は飲まないようにする等です。
また一気に塩分を減らすと味気なく感じてしまうので、少しずつ減らして薄味に慣れるようにします。
そして減塩にしても食べる量が多ければ意味がありません。
食べ過ぎや飲み過ぎにも注意し、体重を減らす事で血圧を低下させる効果があります。

血圧計の種類・特徴・価格について

さらなる血圧上昇を防ぐためにも、ぜひ取り入れたいのが毎日の血圧測定です。
多少血圧が高くても体調に変化が起こる事はないので、自分の血圧がどれぐらいなのか実は良く知らない人も多いです。
毎日朝晩の2回、血圧測定の習慣をつけていると、自然と自分でも健康に気を使うようになり、突然高血圧と診断される事も無くなります。
家庭で使われるのは自動電子血圧計で、上腕式と手首式の2種類に分けられます。

まず上腕式はカフを自分で腕に巻き付ける「巻き付け型」と、筒状になったカフ部分に腕を入れると自動的に腕に巻きついて圧迫する「アームイン型」の2タイプがあります。
測定姿勢を守れて、カフを適正な強さで巻く事が出来る人は巻き付け型で十分です。
安いものなら3,000円程度で、場所を取らないというメリットがあります。
一方のアームイン型は価格が1万円以上になり、やや嵩張って場所を取りますが、カフを巻き付ける強さが影響しない、毎日同じ状態で計測出来るという特徴があります。

手首式血圧計のメリットは何と言っても手軽で持ち運びが便利な事です。
サイズもコンパクトなので旅行先にも持っていく事が出来ます。
最近は精度も上がってきていますが、腕の高さによって値が変動するため、測定方法を安定させる必要があります。
価格は2,000円から購入可能です。

血圧計もいろんな種類があり、実は価格も様々です。
搭載されている機能によっては、上腕式でも手首式でも1万円を超える商品もあります。
ただ大切なのは毎日同じ時間帯、同じ条件で計測を続ける事です。
起床した時は排尿を済ませ1~2分安静した後、寝る前も1~2分安静にしてから測るようにします。
測定部位が心臓の高さになるように調整し、室温20℃前後に保った部屋が理想です。

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