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高血圧の原因について紹介

カプセルとスプーンと葉

高血圧の発症には食生活、ストレス、生活習慣、嗜好品、そして遺伝など様々な要因が関係しています。
1つだけでなく、いくつかの複合的な原因が重なるケースが多いのです。

食生活は高血圧と密接な関係があります。
塩分の取りすぎは広く知られている高血圧の原因の1つ、味が濃いしょっぱいものを好んで食べる食生活は、塩分(ナトリウム)を過剰に摂取するため血液中の塩分の濃度が高まり、血中の塩分濃度を薄めるために水分が血液中に集まり血液の量が増えることで血圧も上昇するのです。

過食気味の肥満の人は、高血圧の発症率が通常の人の2~3倍は高くなるといわれます。
肥満の人は過食による塩分(ナトリウム)の取り過ぎの傾向があるため、血液の量が増え心臓にも負担がかかります。
また分泌されたインスリンに対抗性が高まることで糖代謝が滞り、血圧を上昇させるのです。

食べ物の好みも高血圧に関係しています。
肉類などの動物性脂肪が多い食べ物は、血液中に悪玉コレステロールを増やしてしまうため動脈硬化を促進させます。
動脈が硬く狭くなり、血液の流れが悪くなることで高血圧の原因になるのです。
高血圧の原因になりやすい食べ物はインスタントやレトルト食品、脂分や塩分を多く含むスナック菓子やファーストフード、マーガリンやバターを使ったお菓子も食べ過ぎは禁物です。

ストレスも高血圧の大きな原因の1つ。
ストレスは大きく分けて、寒さや暑さスポーツによる疲れや睡眠不足などに肉体的なストレスと、仕事や学業そして人間関係などの心理的なストレスがあります。

ストレスは、自分で意識してコントロールすることができない自律神経に影響を与えます。
自律神経には主に昼間に活動するときに活発化する交感神経と、休息を取るときや夜に活発に働く副交感神経があります。
何らかのストレスを受けると交感神経が活性化して興奮したときに分泌されるノルアドレナリンが分泌されて血流が増え、末梢神経を収縮させるため血圧も上昇します。
体が健康な状態であればストレスを受けても、時間の経過とともに血圧も正常に落ち着きますが、血圧が高い状態から戻らないようであれば、何らかの疾患を併発している可能性があるため注意が必要です。

高血圧症は遺伝も関係している?

お酒には適量であれば、血管を拡張させ血圧を低下させる効果があることから動脈硬化や心筋梗塞を抑制するため「百薬の長」ともいわれます。
しかし習慣的な飲酒や飲み過ぎは、高血圧の原因になってしまうのです。
お酒は長年習慣として毎日飲んでいるか、1回に飲む量、飲酒してからの時間や体質などによって体に与える影響は異なりますが、毎日習慣として飲み続け、量が多い人ほど高血圧を発症するリスクが高まる傾向があるのです。

喫煙は「百害あって一利無し」といわれますが、高血圧をまねく大きな原因の1つです。
1本喫煙するだけで、血圧は10~20mmHg(ミリメートルエイチジー)上昇するといわれます。
喫煙することで悪玉コレステロールを血管の壁にたまりやすくなり、動脈硬化を防いでくれる善玉コレステロールを減少させてしまうのです。
またタバコに含まれるニコチンによって血管を収縮させるアドレナリンやノルアドレナリンが分泌されるため血流が増えすることで、血圧も上昇、また喫煙による一酸化炭素の吸引は血液中の酸素を運ぶヘモグロビンの働きを鈍らせるため、血液中の酸素の量が減り、心臓にも負担をかけるのです。

親が高血圧の場合も、子供が高血圧になりやすい体質を受け継ぐといわれます。
高血圧を決定づける遺伝子は特定されていませんが、アンジオテンシノーゲン(レニン基質)と呼ばれる遺伝子に変異がみられる人は、塩分の影響で血圧が上がりやすくなるといわれます。
しかし原因は遺伝子だけでなく、生活環境にも関係があるのです。
たとえば親が塩分が多い濃い味付けの料理を作れば、子供も濃い味付けを好む傾向があるために、食べ物に含まれる塩分濃度も高くなり高血圧の原因になってしまうのです。

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