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高血圧と腎臓、頻尿における密接な関係

高血圧と腎臓、頻尿という3つの物事は何の関係もないように見えて、実は密接な関係があります。
まず高血圧になる時というのは塩分を過剰に摂取している時によく起こります。
塩分摂取量が多いと血液中の塩分濃度が高くなるため、水分の量を増やして適切な塩分濃度にしようとする体の働きがあり、喉の渇きなどの症状がでて水分をたくさん摂るようになります。
その結果全身の血液量が増えて血圧が上がるという作用がでます。

全身の血液の量が増えると腎臓に入っていく血液の量が増えるために、腎臓で作られる尿の量が増えます。
そうして頻尿という症状となってあらわれます。
これが高血圧を起こしている人が頻尿になりやすい理由です。
血液の量が多くなることで高血圧になり、そのことで尿量が増えるという密接な関係をもっています。

腎臓には全身を巡った血液が通過しますが、糖尿病の場合には血液中の糖分が高いことで腎臓に負担をかけます。
糖度の高い血液をろ過する際に腎臓の細胞が傷ついて、徐々に破壊されていってしまいます。
その結果ろ過機能が悪くなり、腎臓の機能が低下していきます。
これが糖尿病があると腎臓のろ過機能が悪くなる理由です。

こういった腎臓への負荷は初期症状がないことが特徴で、症状がひどくなってこないと腎機能が悪化していることに気付かないことがあります。
しかし長い期間にわたって糖分が高い状態の血液をろ過していることで、腎機能が元に戻らなくなり最終的には人工透析が必要になることもあります。
そうならないためには初期症状を見逃さないようにして、できる限り早く治療を開始したほうが良いでしょう。

それ以外にも年齢を重ねると血管の壁が硬くなることで高血圧を起こしやすくなります。
これは血管の壁が長い期間使われていることで硬くなり柔軟性がなくなることで血管にかかる圧が高くなることが原因です。
誰もが年齢と共に血管の壁が硬くなり高血圧を起こしやすくなります。
高齢者に高血圧が多いのはこういった理由からです。

味噌汁は高血圧のリスクを下げる効果がある?

高血圧を予防するためには塩分の摂取量を減らすとよいと言われており、味噌汁は味噌を使っているために塩分の高い食品だと思われがちです。
しかし、味噌汁の中に含まれる塩分量は味付けに気をつけていれば、そこまで多いものではなく1日に2~3杯であれば血圧への悪影響はないとされています。

それよりも味噌の健康効果が大きく、味噌は大豆から作られているためにイソフラボンが豊富です。
一般的に女性は男性よりも高血圧になりにくいとされていますが、それは女性ホルモンが関係しており、閉経を迎えて女性ホルモンが減少すると男性と同じように高血圧になりやすくなります。
その時に女性ホルモンと似た働きをするという大豆イソフラボンを積極的にとることで、不足している女性ホルモンの働きを補うことができるので高血圧の予防効果があらわれます。

さらに味噌汁に含まれる具材の栄養が血圧を下げる働きをします。
血圧を下げる働きのあるカリウムが多く含まれている食品はジャガイモや玉ねぎ、かぼちゃなどです。
これらの具材を摂取することで血圧を下げる働きが期待できます。
またわかめも味噌汁によく使われる食材ですが、わかめにはフコダインやアルギン酸といった成分が含まれており、これらには血圧を下げる働きがあります。

これらの栄養成分は味噌汁の中で煮られることで、成分が汁の中に出てしまっていることが多いため、具材だけでなく汁ごと摂取すると栄養成分が無駄なく取り入れられます。
こういったことがわかってきているため、今では味噌汁は高血圧のリスクを下げる食べ物として扱われるようになりつつあります。
具材を工夫したり、味付けに気をつけることで味噌汁は高血圧を予防する働きがあります。

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