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正しい血圧の測り方を覚えておきましょう

血圧が高いか低いか丁度良いかを知るには血圧計で血圧を測定する以外に方法はありません。
一家に一台や一本、体重計や体温計があるように、血圧が高い人は一家に一台の血圧計を準備するのが理想的です。

血圧計には手首で測るタイプと上腕で測るタイプがありますが、上腕式の方が正確な数値が出ます。
できれば上腕式を購入することをお勧めします。

血圧は、朝の起床後と夜の就寝前の一日2回測定するのが理想的です。
朝は起床後1時間以内にトイレを済ませてから測定します。
また、服薬や朝食の前に測定してください。
就寝前の測定は、入浴後一時間以上たってからが望ましいです。

できるだけリラックスしている時間帯を選び、毎日決まった時間帯に測定するのがベターです。
血圧は正しい測り方で測定することが大切です。
正しい測り方で測定するには、いくつかのポイントがあります。

まずは、リラックスした状態で測定することが大切です。
血圧はいつも同じではありません。
緊張していたり見たいテレビ番組があって慌てて測ったりすると、高い数値が出てしまいます。
1~2分静かに安静にしてから測定しましょう。

便意や尿意があるときに測定した場合も、高い数値が出てしまいます。
排尿や排便を済ませてから測定してください。
排便したいのを我慢したり排尿したいと思っている時に測ると、緊張して高い数値が出てしまいます。

座ってカフ(腕帯)を正しく巻くことも大切なことです。
椅子の背もたれに軽くもたれて、足を組んだりしないでリラックスして座りましょう。
上腕が心臓の高さになるように調節します。
心臓の高さは、乳首の高さだと思えばOKです。
椅子の高さが調整できない場合は、腕の下にクッションを置くなどして調節してください。

カフの巻き方が緩すぎると正確な数値が出ません。
指が軽く2本入るか入らないかくらいに巻いてください。
エアーチューブを手の平側にして、腕の中心に来るように位置を調整します。
肘の関節にかからないように、肘の関節よりも1~2センチ上に巻きましょう。

2回測定して、平均値を出すのがベターです。
4回も5回も測ると、4回目以降は正確な血圧値ではないことが多いです。

また、血圧は寒い時は高くなり暑い時は低くなる傾向があります。
寒さに震えながら測定したり、暑い部屋で測定したのでは、正確な数値とは言えません。
20℃くらいの室温が適温です。
寒い朝は、まだ部屋が暖まっていないうちの測るのではなく、適温になるのを待ってから測定しましょう。

血圧計はいろいろなメーカーから様々な商品が出ています。
高血圧だと診断されたや低血圧だと言われた人はぜひ、一家に一台置いておきたいものです。

種類が沢山あるバルサルタンはどれを選べば良い?

高血圧の際に、広く処方されている薬にバルサルタンがあります。
バルサルタンはアンジオテンシンII受容体拮抗薬です。
血圧が高い状態が長く続くと心臓や腎臓にも影響が及びますが、アンジオテンシンII受容体拮抗薬には、心臓や腎臓を保護しながら血圧を下げるという、臓器保護作用もあります。

バルサルタンには、20mgの錠剤と40mgの錠剤や80mgの錠剤や160mgの錠剤の他に、20mgのOD錠や40mgのOD錠や80mgのOD錠、さらに160mgのOD錠と8つのタイプがあります。
OD錠と言うのは口腔内崩壊錠のことです。
水がなくても口の中に入れると唾液で自然に溶けて崩壊してくれます。

OD錠(口腔内崩壊錠)は、お年寄りで飲み込むことが難しくなってきた人や、震災時などで水が手に入らない時でも服用できるというメリットがあります。
高齢者はOD錠を選ぶという選択肢もあるので、お薬が飲みにくくなってきた人は、医師に申し出てOD錠を希望するのも一方法です。

また、20mg、40mg、80mg、160mgとありますが成人の場合の用法用量は、一般的には40~80mgを1日1回の服用となっています。
年齢や症状に合わせて適時加減して最大は一日160mgまでとなっています。

お年寄りの場合は、薬の作用が強く出てしまって血圧が下がりすぎて低血圧となるケースもしばしばみられます。
低血圧によるめまいなどから思いもよらぬ事故に遭うリスクもあるので、80mg錠や160mg錠あるいは80mgや160mgのOD錠はお勧めできません。
20mgの錠剤かOD錠や40mgの錠剤かOD錠で良いでしょう。

80歳未満の人の降圧目標値は140/90mmHg未満にすることが多いのですが、80歳以上の場合は140~160mmHgと少し高めでコントロールすることが多いし、若い人の半分くらいの服薬量で様子を見ることが多いです。
若い人と高齢者では血圧のコントロール方法が異なるので、注意が必要です。

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